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INTERVIEW

DIE MANNEQUIN

2010.08.09UPDATE

2010年08月号掲載

DIE MANNEQUIN

メンバー:Care Failure(Vo&Gt)

インタビュアー:MAY-E

-ファースト・アルバム『Fino + Bleed』のリリースおめでとうございます。新曲のデモが入ったノートPCが盗難にあうなど大変な出来事があったようですが、アルバムを完成させた今のお気持ちを聞かせてください。

ありがとう。そうなの、ちょうど全ての曲をバックアップしようと思っていた時に盗まれたのよ。驚くような出来事だったわ。もちろん、新しい音楽が世界に出ることに興奮しているわ。でも私ってすごく飽きっぽいから、アルバムがリリースされる時にはいつも頭の中では次のアルバムのことを考えてしまうのよ。

-SLAYERやNO DOUBTを手掛けたMatt Hydeがプロデューサーとして招かれていますが、彼は40人にも及ぶ候補の中の一人だったそうですね。40人の中からMattを選んだ決め手は何だったのでしょうか?

チームとして動く場合、まずレーベルやマネージャー達がリストを作って来て、私にどのプロデューサーが一番いいかと聞くの。そのリストから、(1)スケジュール、時間、(2)予算、(3)ヴァイブ、(4)誰がバンドにとって一番良くて、アルバムに必要なことを与えられるか、それを考えると、3人くらいに絞られていくわ。その後の私の仕事は彼らに電話をして、実際に会ってヴァイブを感じるってこと。すごく注意をして、本当にこの選択でいいのか確かめないといけないのよ。
私のチームは私自身に選択をさせてくれるから、私はラッキーだと思うわ。レーベルに作られたポップ・アーティスト達は選択できないことがあるらしいから。私がMattを選んだのは、私たちがピンときたからなんだけど、リストに載っていた他の2名のプロデューサーにも私はピンときていたのよ。プロデューサーを選ぶ時は、自分の直感を信じて選ぶんだけど、それで運良く何年もうまく選んでいると思うわ。振り返ってみると、私は完璧なチョイスをしているし、他のプロデューサーじゃ、あんなに素晴らしい仕事は出来なかったと思うしね。
Matt Hydeは、このアルバムにとって一番いい仕事をしてくれた人ね。彼は、私に色々試させてくれて、時間をくれて、私を信じてくれて、私が作りたいと思っていたアルバムを出来る限り作らせてくれたから。

-Mattは「轟音ギター・サウンドの作り方を熟知していた」そうですが、Careは特にギターの音に拘りがあるようですね。今作を聴いて、ギターが本当にいい音だと感じましたが、Careの今作の満足度はどのくらいですか?

ええ、Mattはヘヴィなギタートーンでよく知られているわ。このアルバムは、私がDIE MANNEQUINの音で出してきたものと一番近いものになっているの。Mattと爆音のギターの中で色々なことを試してみたわ。本当に色々とね。普段、私が一緒に仕事をしてきた他のプロデューサーは、私のクレイジーなギターをトーンダウンしようとするのよね。そして、私が欲しい音をくれないの。
Mattは、私を好きにさせてくれて、私が到達したい音になるまでベストを尽くしてくれたわ。しかもパーフェクトなバランスでね。私ってフリークだから、いつもよりもっとヘヴィなギターとトーンが欲しいって思っちゃうんだけど(笑)
アルバムの話だけど、私はいつもスタジオに入ると満足しちゃうのよ。これって、私が作曲や音響的な部分でアーティストとしてまだ成長中だってことなのかもしれないんだけどね。間違いから色々なことを学んでいるわ。私は、時々は人に「No」という必要があることも学んだわ。正しいと感じるなら、自分の位置に立たないとね。昔は私も若かったから、他のプロデューサーは自分より経験があるし、信用したいと思って、自分がそれほど好きじゃないと思う事も全て認めていたの。でも振り返ると、いつだって私の直感は正しいかったのよ。本当に。私は自分の直感に対してすごくセンシティブで、それを信じているわ。今、私は前より成長して、ソングライターとしてもスタジオでも、もっと手強くて危険な存在になったけどね。

-Mattからは他にどのようなアドバイスがありましたか?

ものすごく沢山よ。 プライベートなことも沢山ね。ハハ。Mattはレコードを作る時に、こっちの期待以上なことをしてくれたわ。友情も生まれたし、それ以来私たちを助けてくれるのよ。本当に素晴らしいことだわ。経験上のアドバイスを聞くのに彼はパーフェクトな人間だし、今までして来た全ての会話にも、これからするであろう全ての会話にも価値があると思っているわ。

-THE RED HOT CHILI PEPPERSやPARL JAMを渡り歩いてきたJack Ironsがサポートドラマーを務めていますが、彼は今作にどのように貢献してくれましたか?また、今後正式なドラマーを加入する予定は?

ドラミングには色々な手法があるし、どこよりもスタジオでは正確に叩かないといけないわ。でも、実はデモの段階でのドラムパートは、全て私が叩いていたのよ。セッション•ドラマーとして色々なアーティストにドラムを叩いてもらっている時に、Jack Ironsがこのアルバムでドラムを叩きたいと言ってくれたの。Jackが入ってきた時、私たちは興奮したわ。もちろん素晴らしいドラミングで多大な貢献をしてくれたし、私のディレクションに沿ってくれたの。ほとんどの人は、私が全ての楽器のパートも書いているということを知らないけれど、ドラムもベースもギターもヴォーカルも私が書いているのよ。レコード制作が終わってからも、 Jackはバンドに参加したいと言ってくれて、それは本当に素晴らしいことだったわ。
それから私たちはJackと共にドイツをツアーしたの。だけど、ツアーから戻ってからは、JackはL.A.にいるし、私たちはトロントに住んでいるし、練習するのがすごく難しくなってきたの。そしてJackは、私が地元でドラマーを捜すことを理解してくれたわ。 タイミングよくドラマーが見つかってすごく嬉しかった。彼の名前はDazと言うんだけど、彼もすごく素晴らしいドラマーよ。私は彼をバンドに迎えることが出来てすごくラッキーだわ。素晴らしい人間だしね。そして今は、彼の友達のStacy Strayが私と一緒にギターを弾いてくれているのよ!
Jackは、とても優しくて良い友達よ。もし私が必要だと思えば、いつでもスペシャルゲストドラマーになってくれるのよ。