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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

EGG BRAIN

2010.03.15UPDATE

2010年03月号掲載

EGG BRAIN

Member:薬師 ジョーイ(Gt&Vo) 田畑 邦彦(Ba&Vo) 内田 雅人(Dr)

Interviewer:TETU★KID

-激ロックでは初めてのインタビューになりますので簡単な自己紹介からお願いできますでしょうか?

ジョーイ:ギター&ヴォーカルのジョーイです。

田畑:ベース&ヴォーカルの田畑です。

内田:ドラムの内田です。

-自己紹介の意味も含めてバンド結成から今までの経緯を簡単に教えてもらえますか?

ジョーイ:もともと僕とベースのくんちゃん(田畑)で別のバンドを組んでいました。そのバンドが解散して、2007年2月頃にEGG BRAINをとして活動し始めました。ドラムのメンバーチェンジなどがありながら、最近ウッチー(内田)が正式に加入しました。

-スリーピースという形体で活動されていますが、やはり聴いてきた音楽や影響を受けたバンドがスリーピースだったからですか?

ジョーイ:いや、その点に関しては意識はしていないんですよね。もう1人ギターがいることにそこまで必要性を感じなかったんですよね。全然3人でやれるし、なんかスッキリしてるし、という感じでしたね。

田畑:そうやって活動していくうちに、だんだんとスリーピースの格好良さというものを掴んでいくんですよね。

-なるほど。曲作りに関してお伺いしたいのですが、毎回決まった形などはあるのでしょうか?

ジョーイ:そうですね、流れとして一番多いのは、僕が原案を持ってきてみんなで作るという形ですね。原案と言うのも色んな形があってパッと浮かんだイントロだけを持ってくる場合もあるし、サビだけを持ってくる場合もあるんです。

-なるほど。

ジョーイ:原案をみんなに聴いてもらって、両者のファースト・インプレッションで意見をもらうのですが、それが自分が予想していた意見もあればまったく予想できなかった意見も飛び出してくることがあるんですね。それが楽しくてしょうがないです。

-今作『The Next 20-Mile Clouds』は、日本のパンク・シーンを変える力を持った作品だと思いました。コンセプトがあれば教えてもらいたいのですが?

ジョーイ:そうですね。このアルバムはストーリーがあるようにしたかったんですね。そのストーリーといのは、収録曲の中に「Seventeen」という曲があるのですが、17歳の青年が日記を綴っているような、そんな世界観をイメージして歌詞を書いています。

-曲に関してはどうですか?

ジョーイ:曲に関しては1stアルバムは初期衝動で勢いに任せて作ったんです。リリースをしてツアーを回って得たもの、その得たものにプラスライヴで盛り上がれる曲を意識して作った2ndアルバム。その2枚のアルバムのフィルターを通してというか、なんというか・・・

田畑:その2枚のアルバムを経て両方のバランスが取れた今作『The Next 20-Mile Clouds』が完成しました。

ジョーイ:そうです(笑)

-今完成したアルバムを聴いて、率直にどうですか?出来には満足していますか?

ジョーイ:もちろん思い描いていたものとは、100パーセント同じではないですけど出来上がりには非常に満足しています。

-なるほど。

ジョーイ:毎日生きていてうまくいかないことってたくさんあるじゃないですか、必死に生きていけばいくほど。そういう生活の中で見えてくること。そういう日常をストーリー仕立てに描きたかったんです。

-EGGBRAINは英歌詞ですよね。英語で歌うことに拘りをもっているのでしょうか?

田畑:昔から聴いていた音楽が洋楽の方が多かったというのもあるんですが、実際に作ったメロディにのせてみてしっくりと来るのはやっぱり英語なんですよね。日本語をのせてみても中々しっくり来ないんですよね。日本語で歌う方が難しいんですよね。

-今後日本語で歌うこともあるのでしょうか?

田畑:ジョーイの英語は凄く良いので、それはそれで長所として伸ばしていきたいと思っています。今後日本語で歌うこともありえない訳でもないので、あるかもしれないですね。

-ニュー・アルバムの中で既にライヴで披露されている曲はありますか?またお客さんからのリアクションは如何でしょうか?

ジョーイ:「Seventeen」、「Staring At The Same Old Star」は既にライヴでも披露していますね。