
-2008年のレコーディング時に前任ヴォーカリストのChase "Ryan" Robbins が脱退したとのことですが、どのような理由で脱退したのでしょうか。
レコーディング中にChaseがバンドを辞めた主な理由は、彼が父親になるということが判明したからなんだ。でもそれ以外に、俺たちは彼のヴォーカルが新しい作品を歌う基準に達していないと感じていたのも事実だよ。
-今作『Sleepwalking』リリースは元々2008年のリリース予定だったそうですが、リリースがずれ込んでしまったのは、ヴォーカル探しに時間がかかったためでしょうか?
『Sleepwalking』の完成は、いくつかの理由が重なって遅れてしまったんだ。でも、そうだね。主な理由は新しいヴォーカルを探すのに時間が掛かったからだよ。
-後任ヴォーカリストのMatt Mullinsは前任のChase とは大分声質が違いますが、前任のRyanに近い声質のヴォーカルを探したりはしなかったのでしょうか?
最初からChaseのような声質のヴォーカルを探していたわけではないんだ。俺たちには『Sleepwalking』をどう作り上げたいかというビジョンがあって、それにMattのヴォーカルがピッタリ来ていたんだ。
-後任ヴォーカリストをMattに決めた理由を教えてください。
Mattに決める前にオーディションで100人近くのヴォーカルに会ったんだけど、全く満足いかなかったんだ。最初にMattの声を聞いたとき、彼が俺たちのためのヴォーカルだって直ぐに感じたよ。まるで運命みたいにね。
-MEMPHIS MAY FIREはかなりメンバーが流動的だと思うのですが、今現在の最新のラインナップを教えてもらえますか?
そうだね。かなりメンバーを変えたね。現時点での固定メンバーはMatt Mullins (Vocals), Kellen McGregor (Guitar), Cory Elder (Bass), Eric Molesworth (Drums)だ。今までで最高のラインナップだと思ってる。
-唯一のオリジナル・メンバーであるあなたが主に作曲、作詞両面においてイニシアティヴを握っているのでしょうか?
そうだね。俺が唯一のオリジナル・メンバーだ。俺がずっと全ての曲を書いてきたし、今でもそうだよ。そしてMattが『Sleepwalking』の詞を全て書いた。今後もそうなる。
-Mattが加入する前に今作『Sleepwalking』のヴォーカル録り以外のレコーディングはすでに終えていたとのことですが、Chaseに合わせて作曲していたものを歌いこなすのはMattにとって大変だったのではないでしょうか?
そうだね。『Sleepwalking』の曲はMattが加入する前に作曲、レコーディングされていたんだけど、ヴォーカルは未だ録っていなかったんだ。曲はChaseのために書かれたものではないんだよ。『Sleepwalking』の曲はChaseには向かなかったんだ。そしてMattが加入して、詞を書いて、スタジオに入って、曲を録ったんだ。
-『Sleepwalking』で新たにチャレンジしたことがあれば教えて下さい。
EP『Mamphis May Fire』の時に比べたら俺たちの音楽は凄く成長したと思う。今後もどんどん音楽的に成熟していくと思うよ。
-またフル・アルバムのリリースは初めてですが、苦労した点はありますか?
『Sleepwalking』を作る上で一番苦労したことは、適切なヴォーカルを見つけることだったんじゃないかな。Mattを見つけてからは全てがスムーズに進んだし、素晴らしいアルバムを完成させることができたよ。
-話は遡りますが、2006年に結成してからわずか1年足らずでEPを完成させ、非常に大きな反響を得られ、Trustkill Recordsとの契約にも繋がりましたが、あなた方自身この素晴らしい結果は予想していましたか?
全てが速く展開したのは、多分そこにたどり着くまでにバンドのメンバーそれぞれが最大限努力したからじゃないかと思う。そしてこの結果を得られたことを感謝しているし、恵まれていると思っているよ。
-そのEPではサザンロック+スクリーモと書かれている紹介文をよく目にしましたが、自分たちではサザンロックのテイストを入れている意識はありましたか?
俺たちは確かにサザンロックのテイストを持っているよ。作曲過程で自然に出てくるものだね。南の出身だからサザンロックの影響を受けているしね。
-そのサザンロックと称される要素は今作では少し後ろに引っ込んだ気がしますが、これは意識してのことでしょうか?
多分、ファンの多くは今回の『Sleepwalking』はサザンロック・テイストが増していると感じていると思うよ。聴く人によって意見が違うと思うけど。でももっとサザンロックにしようとか、サザンロック・テイストを抑えようとかは考えたことないよ。
-ブルージーなギターフレーズを弾いているのはあなただと思うのですが、あなたはサザンロックやブルースロックの影響を受けているのでしょうか?
俺はサザンロックとブルースの影響を凄く受けているよ。だからそれが作曲にも出てきていると思う。
-プロデューサーにはCasey Batesを起用していますが、彼を選んだのはレーベルサイドですか?それともあなた方自身でしょうか?
俺たちがCaseyを選んだんだ。彼と一緒に仕事ができてよかったよ。彼は素晴らしいエンジニアなんだ!
-彼のアドバイスからインスパイアされたものはありましたか?
Caseyは一緒に仕事をしていて楽しいし、スタジオの雰囲気が良くなるんだ。特にインスピレーションとかは無かったけどね。スタジオに入る前に曲も全て完全に書かれてしまっていたから。
-今回少しタイムラグはありましたが、日本でリリースされることになりましたね。
今どんな気持ちですか?
日本でリリースできるなんて、とっても光栄なことだと思う。みんな俺たちの作品を気に入ってくれるといいな。
-もし日本でツアーが決まったとすると、行ってみたい場所などはありますか?
日本に行けるとなったら選り好みなんかしないよ!どこでも是非行ってみたい。
-また日本と聞いてイメージするものを教えてください。
日本について考えると先ず素晴らしくポジティブで情熱のある国民性が思い浮かぶよ!日本のFACTっていうバンドとツアーをしたことがあるんだけど彼らとはもう親友さ。俺たちは日本が大好きなんだ : )
-それでは最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
直ぐにそっちに行くよ!『Sleepwalking』を買ってね。絶対気に入るから!
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Sleepwalking
どことなくTHE USEDのBert McCrackenを思わせるMattのクリーン・パートは前任のChaseのワイルドさとはまた異なった魅力をMEMPHIS MAY FIRE に持ち込むことに成功している。またMattの絶叫スクリームはメタルコア・バンド顔負けの極悪な雰囲気を醸し出しつつ、叫びながらもしっかりとメロディは押さえており、ヴォーカリストとしての底力を感じさせる。EP『Mamphis May Fire』でKallenが魅せたエッジのたったカッティングに時としてブルージーなフレーズが飛び込んでくるというMEMPHIS MAY FIREの醍醐味の1つも今作でも十二分に発揮しており既存のファンをも納得させる出来栄えとなっている。 ムラオカ |

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