MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

IN THIS MOMENT

2009.07.08UPDATE

IN THIS MOMENT

Member:Maria Blink (Vo) / Chris Howorth (Gt)

Interviewer:ムラオカ

-2回目の来日になりますが、東京でのイベント、大阪、名古屋、また東京とツアーを回ってきて非常にタイト名スケジュールですがオフの時間はありましたか?

Maria(以下M):残念ながらほとんどそういった時間はなかったんだけど、明日の午後はちょっと時間が空くのでショッピングをしたいと思ってるわ。あと地方に行ったときもちょっとでも時間が空いたらそれを有効に活用しようと思って、昨日の午後は私とマネージャーで名古屋城を見に行ったの。

-前回の来日時はどこかにショッピングに行かれたのですか?

M:ええ、もちろん!日本のファッションがすごく気に入っていて特に原宿のファッションがお気に入りなの。

-アメリカのスーパー・モデルでも原宿ファッションのファンはたくさんいるんですよ。

Maria:原宿ってすごくインスピレーションが沸く場所で、きっと彼女たちも私と同じように感じているのではないかしら。

Chris(以下C):オレも原宿でかわいいドレスを見つけたよ(笑)。

M:ジョークじゃなくてメンズのファッションも日本には素晴らしいものが多いと思うわ。ホントその辺の街を歩いているだけで、男の子なんてロックスターと見間違えるほど素敵な格好をした人が多いのにはビックリするわ。女の子もみんなとってもおしゃれなファッションに身をつつんでいると思う。そういうセンスを持ってる日本人って素晴らしいと思うわ。

C:前回は原宿には行けなかったから、明日始めて体験するから楽しみだよ。

M:アメリカの人たちってすごくつまらない服装をしていると思うの。私ってステージですごく派手な格好をしているでしょ?アメリカだと、あの人ちょっと変わってるね、なんて思われたりすることもあるんだけど、日本でステージに立ってても普通にみんなに受け入れてもらえるから、私にとってはアメリカより日本のほうがしっくりくるの。

-メタルとかハードコアなどのへヴィ・ミュージックは「黒」のファッションやT-シャツというイメージがありますがMariaは既成概念にとらわれていませんよね?ライヴにおけるファッションのこだわりはありますか?

M:私自身特にほかのバンドとの差別化でこういうファッションをしているつもりはないの。このファッションが私そのものなのよ。昔からベビードールの洋服とか、原色系のファッションとか好きだったから自分そのものを出すとそれが自然に他のバンドとの差別化になったみたいだから良かったと思うけど、わざと差別化を図ろうって意識してやっているわけではないの。

-ファースト・アルバムのころって今よりボーイッシュな感じでサウンドもスクリームを多用して今よりハードコア色、メタル色が強かったのでそういったサウンドの変化にファッションも合わせて変化していったわけではないのでしょうか?

M:いいえ、それは誤解よ。ファースト・アルバムで使われている写真って、たまにはジーンズも履いてみようかしら、アーミー・シャツも着てみようかしらっていう思いつきで撮ったものだったんだけど、この写真が思いのほか、各方面に出回ってしまって、私のイメージを植えつけてしまったみたいなの。だけどその当時から不思議の国のアリスをイメージしたワンピースなんかを着てステージに立っていたのよ。間違ったイメージが伝わっちゃっているみたいね。

-日本にいるとアメリカよりさらに限られている情報の中で判断してしまうのでそういったこともあるかもしれませんね?

M:その通りね!でもやっぱり私は常に新しいファッションを求めてて、ついこないだフォトセッションをしたときには鮮やかなピンクのパンク・ファッションに髪の毛立ててホッペに可愛いカミナリのマークを付けたりとか、かなりイメージ・チェンジしたの。MADONNAもそうよね?常に新しいことにチャレンジしているわよね。私もそういったことをやって行きたいと思っているの。