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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

AGAINST ME!

2008.08.18UPDATE

AGAINST ME!

Member:Tom(Gt&Vo)  Andrew(Ba)  James(Gt&Vo)  Warren(Dr)

Interviewer:ムラオカ

-はじめまして。
激ロックと申します。

Tom(以下T):やぁ!はじめまして。

James(以下J):宜しくね!

-初めての取材になりますので簡単にメンバー一人ずつ自己紹介をお願いします。

T:AGAINST ME!でギターとボーカルをやってるTomだよ。

J:Jamesだ。宜しく!

Andrew(以下A):Andrewだ。ベースをプレイしてるよ。

Warren(以下W):ドラムプレイヤーのWarrenだ。

-昨日の大阪公演はいかがでしたか?

W:ライヴしていてとても気持ちが良かったよ!

-盛り上がりましたか?

W:初めての大阪公演だったから、オーディエンスが自分たちのことを知っているのか不安だったけど、結果的にはすごくノリが良くてすごく盛り上がったよ!

-ライヴや取材の合間をぬって買い物やロックバーに行ったりと日本を楽しんでいますか?

W:大阪のロックバー『ROCK ROCK』に遊びに行って、たこ焼きも食べたね。少ない時間だったけど大阪を満喫できたと思うよ。

-AGAINST ME!のスタート当初はTom単独のユニットだったとのことですが、どのようにしてバンドになっていったのですか?

T:そう、始めたときは一人でやっていたんだけど、実は今のメンバーはみんな高校の同級生なんだ。だからみんな昔から仲が良くて、声を掛けていくうちに段々とメンバーが増えていっていまの形になったんだ。

-「New Wave」というアルバムタイトルですが、「New Wave(新しい波)」とはなにを示しているのでしょうか?

T:アルバム収録曲に同名の曲もあるんだけど、実は今作から新しいレーベルに移ったんだ。あと、新しいプロデューサーにもなったし、バンド自体が仕切りなおして再スタートといったタイミングだったんだよ。だからこの『NEW WAVE』っていうタイトルを付けたんだ。だから決して新しい音楽性にバンドが進んだって言うことじゃないんだ。

-「White People For Peace」のミュージック・ビデオを拝見したのですが、ガスマスクを着けた蛍光カラーの兵隊が競技場で戦うといった非常にインパクトのあるものですね?
このビデオにはどのようなメッセージが込められているのでしょうか?

T:しばらくこのPVを観てなかったから忘れちゃったな(笑)っとそれは冗談だけど、このPVのテーマは戦争なんだ。闘技場で戦っているのは政治家。蛍光カラーは音楽を現しているんだよ。

-初めてのメジャー・レーベルからのアルバム・リリースとなりますが、インディー・レーベルからのリリースと大きく違う点はありますか?

T:メジャーもインディーもそんなに明確な違いはなくて、自分たちの作った作品を売り出す作業をしてくれるんだけど、今回メジャーに移って一番に感じたことはサポートがしっかりしてくれているところだね。以前はツアーを回るときなんか全部自分たちで準備や、人材の確保なんかもしていたんだけど、今回はメジャー・レーベルが全部やってくれるからライヴに集中できて本当に助かっているよ。

-政治的な歌詞の曲が多いですが、言葉が違う日本でライヴを行う際に、伝えたいことがうまく伝わらないといった言葉の壁を感じることはありませんか?

T:僕たちが歌っていることはアメリカについてのことだから違う国では伝わらないことや、理解できないこともあるとは思うけど、言葉じゃなくて音楽の力で僕たちのエネルギーみたいなものが伝わればいいなと思っているよ。

-おとといから中国ではオリンピックが始まりましたね。チベット、ウイグルなど多くの未解決な人権問題を残しての開催となりましたが、中国でのオリンピック開催へのあなたがたの意見を教えてもらえますか?

T:そうだね。もちろん解決してから開催される方が絶対に良かったとは思うよ。でもオリンピックが北京で開催されることによってチベットやウイグルの問題を知った人も多いと思うんだよね。この機会がこの問題を良い方向に進めてくれることを願っているよ。

-オリンピックを観戦したりされるんですか?好きな競技なんかもあれば教えてもらいたいのですが。

J:ほとんど観たことがないね。

W:僕もそうだな。

A:重量挙げは好きかな?とくに女子の。だってあんなに小さい人が自分の何倍も重さのあるものを持ち上げるんだよ。信じられない!と思いながら観ているよ。