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INTERVIEW

FOUR YEAR STRONG

2008.05.12UPDATE

FOUR YEAR STRONG

Member:Alan Day(Vocals & Guitar)

Interviewer:ムラオカ

―楽曲は主に誰が作っているのですか?

A:曲作りはDanと僕(Alan)でほとんどをやっているけど、全員がいろいろと注入してるよ。

―アルバム全曲素晴らしい曲ばかりですが、中でも個人的には爽快な疾走感が病みつきになる「Bada Bing!Wit' A Pipe!」が一番気に入りました。ファンの間で最も人気のある曲を教えてもらえますか?

A:どの曲が一番人気があるかを選ぶのは難しいなぁ。たぶん、"Heroes Get Remembered, Legends Never Die"かな。たぶんあの曲が一番古いし、ビデオも撮ったから。たぶんキッズ達がこの曲に繋がることができるから、みんなあんなに好きなんじゃないかな。だってこの歌は、そいつのために死んでもいいと思える友達を持つことを唄った歌だからね。それぞれの人生、みんな、そんな存在がいるだろ?

―あなた方のサウンドはボーカルメロディ、シンセサウンドなど、ポップなところはとことんポップで、ハードコアスクリーム、ツーバスなどヘヴィなところはとことんヘヴィですよね?個人的な見解ですが、融合させるのは難しい水と油のような両極端なサウンドを仲良く1曲の中に共存させることができている点があなた方の一番の魅力だと思いますがいかがでしょうか?

A:その2つを融合させるってのは、僕等がずっと前からやってきたことだよ。それが、いつも僕等が力を入れてきたことだよ。そうすれば、他の誰とも似たサウンドにはならないからね。

―MYSPACEで今回のアルバムより前に作られたであろう「Your Song」という曲を聴いたのですが、今のようなスタイルではなくストレートなPOP PUNKソングでした。以前はヘヴィなパートやエッセンスのないストレートなPOP PUNKバンドだったのでしょうか?もしそうでしたら今のFOUR YEAR STRONGのサウンドが完成した経緯を教えてください。

A:"Your Song"は僕等の昔のデモで人気のあった曲の1つさ。他の曲は、今僕等がやっているサウンドと同じだよ。実際そのデモに入っていた"Beatdown In The Key Of Happy"って曲は、フルアルバムにも入っているからね。

―1曲の中にも様々な要素を感じさせるあなたがたの音楽的趣向は多様なのではと感じるのですがメンバーそれぞれの好きなバンド、影響を受けたバンドを教えてください。

A:僕達はみんな同じものを聴いて育ったと思うんだ。よりハードコアなのを聴いてたメンバー、よりポップパンクなものを聴いていたメンバーの違いはあるけど、僕等が一緒にうまくやっている理由の1つは、音楽に対して同じ影響を受けているからだと思うんだ。

―シンセサウンドの音色がどこか懐かしい雰囲気をかもし出していますね?WEEZERの2ndアルバムである「Pinkerton」を彷彿とさせるのですがキーボードのJosh LyfordはWEEZERからの影響は受けているのでしょうか?

A:いや、彼はあんまりWeezerは聴いてなかったよ。

―ボーカルはDanとAlanのツインボーカルスタイルですが役割分担はどうなっているのでしょうか?またボーカルパートは2人で一緒に考えるのですか?

A:歌詞は一緒に書いて、どっちがどこを歌うかを後で決めるんだ。

―歌詞はどのような内容のものが多いのでしょうか?

A:いろんなことを歌ってるよ。個人的に経験してきたことやバンドとして経験してきたこと。でもキッズ達それぞれに、自分達なりの曲の意味を見つけてほしいんだ。そうすれば、それぞれが曲に繋がることができるからね。

―あなたがたのMYSPACEを見ると、ジャンルの欄にPOP PUNK、HARDCORE、TROPICALと書いてあります。TROPICALとは情熱的なサウンドということを表しているのでしょうか?

A:いや、ただのジョークだよ。

―あなたがたのアーティスト写真を見ると、全員髭をたくわえていてかなり勇猛なルックスですね?さらに斧を持ったり、以前は様々なスポーツのコスプレをしていたりとジョークが効いていますね?これはメンバーの誰かのアイデアですか?

A:僕達はみんな、自分達をあまり真剣に捕らえたくないんだ。ただ、楽しい時間にしたいだけなんだ。

―FALL OUT BOYのベーシストPete Wentzが経営する「Decaydance」と契約にいたった経緯を教えてください。

A:お互いにビジネスパートナーで、Decaydanceの全員を知ってるんだ。僕等はただ自分達が知っていて、信用できる人と一緒に仕事がしたかっただけだよ。僕等のバンドに対して同じ目標を持ってくれる、自分達の知っている人とね。Decaydanceは正しくそうだったんだ。

―あなたがたのライブ映像をYOUTUBEで見ましたが、ダイブに次ぐダイブやモッシュなどお客さんは凄まじいばかりの盛り上がりですね?あなたがたのライブはいつもあのような感じなのでしょうか?

A:あのビデオは僕等の地元なんだ。地元ではいつもあんな感じだよ。そしてそれがアメリカ中に浸透してきてるって感じなんだ。すごいよね。僕等がキッズだった頃は、ライブといったらあんな感じだったから、今のキッズ達が僕等の音楽に対して同じ反応を示してくれてるのは、すごく嬉しいよ。
お客さんがアグレッシブになる時がすごく好きなんだ。ステージダイブとか、クラウドサーフィン、パイルーオン。全部好きだよ。日本でもそんなのが見れることを願ってるよ!!

―5月には来日も決定しましたね?日本での初ライブへの意気込みを教えてください。

A:メンバーみんな日本に行くのを楽しみにしてるよ。僕等が期待していることを言いたいんだけど、実は何を期待したらいいのか全然わからないんだ。ただ、一緒に歌ってくれるファンがいてくれることを願うだけだよ。たった1人いるだけでも日本に行く価値があるってもんだよ。

―最後にあなたがたの来日を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。

A:僕等が伝えたいのは、僕等全員がやっと日本でライブができることができて本当にうれしいってことと、みんな、絶対にクレイジーに暴れて、ステージから飛び込んでくれよってことかな(笑)