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INTERVIEW

DARK TRANQUILLITY × THE HAUNTED

2008.02.26UPDATE

DARK TRANQUILLITY × THE HAUNTED

Member:Mikael Stanne(Dark Tranquillity) & Peter Dolving(The Haunted)

Interviewer:ムラオカ

-大阪、名古屋公演がすでに終了していますがお客さんの反応はいかがですか?

Mikael Stanne(以下M):毎回のことだけど日本公演は最高だったよ!

Peter Dolving(以下P):日本は会場設備も完璧だし、女性は可愛いし最高なんだけど、日本についてひとつ言うと口の臭い人が多いな(笑)

M:なんで何だろうね?

P:歯磨きの問題なのかな?

-どこかに遊びに行ったり買い物に行ったりしましたか?

M:日本に来たときは色々回るんだけど、今回は時間がなくてどこにも行けなかったんだ。

P:今回のツアーに先立って一週間くらい前乗りして自分ひとりで観光しようかとも計画してたんだけど、無理だったね。

-ここ東京公演でジャパンツアーの最終日になります。最後の公演ということで、何かライブでのサプライズはありますか?

M:毎回がサプライズなライブだから普段通り全力でこなすだけさ。

-両バンドが参加しましたNorth American tour(北米ツアー)では25近くの都市を一緒にツアーしていましたよね?ツアーは盛況でしたか?

M:反応は最高だったよ!25といわずもっと回りたかったね。

P:あ、いいよ。もっと回ろうよ(笑)

M:じゃあイギリスもいこうよ。

P:いいよ、イギリスに行くと優越感が味わえるから好きなんだよね(笑)あと日本に来るとジャイアント気分を味わえるからいいんだよね。

-ほとんどオフのない過酷なツアーでしたが、なにかツアー中に起こったアクシデントや面白いトピックがありましたら教えてください。

M:逆に休みがない方がいいんだよ。休んじゃうと中だるみしちゃってダメなんだよね。

P:俺たちはアニマルロックマシーンだから休みなんか必要ないんだ(笑)

M:アクシデントも全くなかったよ。日本は本当に完璧にフォローしてくれるからそんなことが起こる余地がないね。それが逆に窮屈だと感じるアーティストもいるみたいだけどね。

-あなたたちは同じスウェーデン出身ということですが、住んでいるところは近いのでしょうか?

M:メンバーとは同じ市内に住んでいたのでみんな同じ学校に通っていたよ。Peterとは同じ市内でも端と端って感じで学校は同じじゃ無かったんだ。

P:そう俺は遠くの森の方に住んでたからね(笑)

-お互いが最初に出会ったときのことを教えてください。

両者:全く覚えてないね(笑)

P:たぶん95年か96年の頃だったと思うけど、その頃の記憶があやふやで。そういえば俺が経営していたクラブに遊びに来てなかったっけ?

M:一回店の入り口で追い返されたことがあったぜ。

P:嘘だろ?お前みたいなハンサムボーイを追い返す訳ないじゃないか(笑)

-スウェーデンのメタルシーンはすばらしいバンドがたくさんいますよね?スウェーデンは人口900万人、私たちの日本は1億人以上と人口差が10倍以上ありますが世界で通用するメタルバンドはスウェーデンのほうが圧倒的に多いようです。 スウェーデンのバンドはなぜ世界で通用すると思いますか?

P:スウェーデンには有名なバンドがまったくライブをしにこなかったんだ。だから自分で店を持って自分でブッキングしようと思っていろんなバンドを呼んだよ。

M:そう90年代のスウェーデンからは面白いバンドがいっぱい出てきていて、だから他の国から色んな人が遊びにきてたけど、あまりにも遊びに行くとこがなくてみんなびっくりしてたよ。
なんでこんなにも良いバンドが出てきたかというと正直わからないところが多いんだけど、俺は遊びに行くところがなかったからバンドに専念するしかなかったのかもしれないね。

-お互いの作品を聴いて、ライブを見ての率直な感想を教えて下さい。

P:Dark Tranquilityは耽美的なところとエレクトロニクスが融合しているところが大好きなんだ。両極性のものをうまく融合させているなと思う。

M:The Hauntedの大ファンだったから、スウェーデンでやったライブは全部チェックしていたよ。よく比べられることが多いんだけど、確かに出てきた背景は非常に似ているけれど方向性は全然違うんだよね。

-ここは相手を見習いたいといったことがあれば教えてください。 作品についてでもライブについてでも、集合時間をきっちり守るでもなんでも結構です(笑)

P:付き合いが長くなると、言葉の端々や態度にいい奴だなってオーラが出ているのがわかって、そこは見習わなくちゃいけないなと思わされるよ。

M:尊敬する相手だから一緒にやっているとすごく刺激を受けてもっと頑張らなくちゃと常々思わされるね。