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INTERVIEW

DREAM STATE

2006.07.06UPDATE

DREAM STATE

Member:Nick(Vo./Piano/Gt.)

Interviewer:MAY-E

-特にアルバムタイトルにもなっている「A Place to Rest My Head」は前作「change」に続くアンセムとなる名曲ですね!アルバムの収録曲を代表して、この曲が出来た背景を教えてください。

まずアップテンポで、カッコいいピアノのリフを冒頭に入れようっていう意識があったんだ。そこで出来上がったリフが、ものすごく気に入って、そのアイディアを曲として広げていった結果として、この曲が生まれたんだ。この曲には、シリアスで、壮大なイメージがあるって、個人的に思って、ニック(ハワード)に、両親が離婚しそうな勢いでもめている間に立たされている、キッズの気持ちや表情を、歌詞で描写して欲しいってお願いしたんだ。この曲の歌詞には、すごく満足しているよ。

-新作「A PLACE TO REST MY HEAD」の目指したところは何でしょう?制作にあたって一番意識したところはどんなところですか?

一番大きな狙いは、同じような曲が入らないアルバムを作る事だったんだ。どんなにお気に入りのバンドでも、アルバムを聴いてみたら、同じような曲ばっかりで、ガッカリしたっていう経験があるしね。だから、このアルバムを聴いた人には、何かしらお気に入りの曲が出来るはずだと思うよ。美しい曲、悲しい曲、ロックな曲、ハッピーな曲、とかね。女性ヴォーカルを採用したのも、自分のやりたい音楽を表現する上で、とても大きな武器になったと思ってるし、コンポーザーとして誇りに思える楽曲が書けたと思ってるし、ミュージシャンとしても、ひとつのアルバムの中でいろんなタイプの曲が演奏できて、いい経験になったね。制作面では、このアルバムは前作よりも壮大なサウンドになったと思うし、美しさ、ドラマティックさ、いろんな要素が増えたと思ってるよ。映画のサウンドトラックに使われそうな曲が増えたっていうかね。いつも、ヴォーカルの後ろで鳴っている音楽が、ヴォーカルのメロディーに負けないくらい、綺麗で、力強くて、分かりやすいものである事を心がけているんだ。

- 前作は日本国内だけでも2万枚以上を売り上げ、エモーショナルロックバンドとしての代表バンドといっても過言ではないほどの人気を博していますね。 それだけに日本のリスナーの新作への期待は大きいと思います。プレッシャーなどは感じていますか?

少しはあるかな。だけど、ファンのみんなが、このアルバムを聴いて楽しんでくれる事を祈ってるよ。このアルバムの楽曲には、いろんな感情や、情熱が込められているからね。手を抜く事だけはしたくなかったんだ。どの曲も、特別な何かを持っていて欲しかったし、そういった部分が、楽曲を聴いてくれる人達にも伝わるといいな。

-前作から一年ほどと短いスパンでの新作リリースですが、その間は曲作りに専念していたのですか?

そうだね。だけど、このアルバムに収録されている楽曲を、本格的に書き始めたのは、ここ半年くらいかな。俺は、いつも自分を追い込んでから、一気に仕上げるタイプだからね。ものすごいペースで曲を書く時期もあれば、全く曲を書かない時期もあるんだ。

-DREAM STATEとして、リスナーに伝えたいメッセージはなんでしょう?また、今後の目標はなんですか?

人生は美しくて、音楽と共に人生を過ごす事によって、常にそれを意識させてもらえると思うんだ。もちろん、リスナーの意思次第だけど、音楽を聴く事で、全く違う世界に連れて行ってもらえると思うからね。バンドとしての最終的な目標は、世界中をツアーできるようになって、行く先々でファンのみんなと触れ合える事かな。

-近年数多くのバンドが生まれ飽和状態のエモシーン、今後はどうなっていくと思いますか?

あんまり考えないようにしてるかな。あえて言っておくと、最近ヒット・チャートに顔を出しているようなアーティストのほとんどに、全く興味がないんだ。

-07年は、来日の予定はありますか?

来年春あたりには、また来日が出来ればいいね。実現する事を祈ってるよ。みんなも楽しみにしていて。

-最後に、あなた方の新作を待ち望んでいる日本のファンに向けて一言どうぞ!

このアルバムを楽しんで聴いて!友達にも教えてあげて! そして、メールや、MySpaceなんかで、メッセージを俺達に送って!カンパイ!!