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FEATURE

FALL OUT BOY

2009.06.13UPDATE

来日中のメンバーの様子を記録したドキュメンタリーを収録、感涙決定盤!

ライター:斉尾 絵美

昨年12月に目下のところ、最新作である『Folie A Deux(フォリ・ア・ドゥ-FOB 狂想曲)』を発売した直後に行った来日公演では東名阪全公演がソールド・アウト。そんな熱も冷めやらぬまま、7月にはFUJIROCK FESTIVAL 09への初参戦が決定した。

メンバーはPatrick Stump(Vo&G)、Pete Wentz(Ba)、Andy Hurley(Dr)、Joe Trohman(Gt)。米国イリノイ州ウィルメッテで2000年に結成された。今でこそ音楽好きならば誰もが名前を聞いた事があるであろう彼らの経歴は華々しく、Alternative Press誌で2005年の最も期待されるリリースの一つと評価され、一方でRolling Stone誌にて“注目すべき10アーティスト”に選ばれるなど、全米が注目する中、2005年5月に『From Under the Cork Tree』で待望のメジャー・デビューを果たした。

シングル「Sugar, We're Goin Down」、「Dance,Dance」が全米チャートの上位へ食い込み、アルバムは300万枚を超えるヒットを記録。このアルバムでは2006年のグラミー賞の新人賞にノミネートされたり、2006年8月24日にロンドンのThe Breweryにて開催された、UKのロック専門誌、Kerrang!が主催する<Kerrang! Awards 2006>で、“Best Video(最優秀ビデオ賞)”を受賞と彼らは一気にスターダムへとのし上がった(受賞対象曲は「Sugar, We're Goin Down」)。

彼らの勢いはさらに加速し2007年2月に発表したアルバム『Infinity On High』が全米ビルボート・チャートにて1位を獲得。2008年12月に発表された最新アルバム『Folie A Deux』はオリコン・アルバム総合チャートで初登場1位(洋楽1位) を記録した。このようにメジャー・デビューからたったの4年余りで全世界的人気ロック・バンドという地位を確立したのである。

それは運でもまぐれでもない、群を抜いた完成度の高い楽曲たちとPatrickの表現力溢れるヴォーカリストとしての力量などのファクターがあったからこそ自ずと付いてきた結果であるのだろう。また、Peteの名言「オレらは有名になりたくてやってるワケじゃない。ただ音楽が好きだからやってるんだ。」という彼らの純粋でひたむきな音楽への姿勢が圧倒的な支持を受け、ファンの心を掴んで離さなかった。

また、バンド・メンバーそれぞれ個人活動も行っており、Patrickはヒップホップ・アーティストを中心にプロデューサーとしても活動している。Peteは自身のファッション・ブランド『Clandestine Industries』をスタート。また、Decaydanceレーベルを主宰。PANIC AT THE DISCOを見出すなど、個々のセンスと才能は図り知れない。

2005年9月には待望の初来日公演も決定していたが、バンドの都合により残念ながらキャンセル。しかし、待ち焦がれたファンの期待に応え、翌年のSUMMER SONIC06にてリベンジ、初の来日公演となった。その後、翌年のSUMMER SONIC07にも参戦と2年連続での出演、今年2月にはPeteお気に入りのHEY MONDAYをオープニング・アクトに従えての来日公演と、過去三回の来日を果たしてきた。

そして来月に開催されるFUJIROCK FESTIVAL 09 にて4度目の来日となる。そのFUJIROCK FESTIVAL 09での来日を記念して、感涙決定版が7月1日に発売されることとなった。内容は『Folie A Deux(フォリ・ア・ドゥ-FOB 狂想曲)』にボーナス・トラック5 曲とDVDが加わったものだ。来日記念だけに3万枚完全限定という特別仕様、そして何より日本のファン向けに制作されているところが嬉しい。ボーナスDVDの収録内容はミュージック・ビデオ、NYでのライヴ映像、さらに今年のジャパン・ツアーの様子が収録されている。来日中の彼らを追ったドキュメンタリー・スタイルで、日本のファンとのやり取り、楽屋での様子、インタビュー風景、ラジオ局でアコースティック・ギターを弾き語りしている姿など、普段見ることの出来ない彼らの様々な表情を垣間見ることの出来る貴重な映像となっている。FOBフリークにはまさに感涙必至の内容と言っていいだろう。

この感涙決定版を手に入れて来日公演の興奮を振り返るもよし、ライヴの様子を観賞するだけもよし、そしてもちろんのことFUJIROCKの予習にするもよし。どちらにせよこの作品がFUJIROCK FESTIVAL09 への期待を一層高めることは間違いないであろう。

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