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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

DISC REVIEW

Flowers Valley

過去にヘヴィ・ミクスチャー系バンド、(Hed)P.E.のジャパン・ツアーのオープニング・アクトを務めた経歴を持つ福岡発の4人組。彼らのニュー・シングルは、ヘヴィ・ロック/ニューメタルを主軸に日本語詞メインのヴォーカルが乗り、ほかとは一線を画したオリジナリティ溢れる音像を鳴らす。表題曲はエモーショナルな歌心を配した男臭いバラードで、聴く者の内側に沁み込むメロディ・ラインに拳をグッと握らずにはいられない。骨太なヘヴィ・リフが印象的な「(SIREN)」は、DEFTONESばりの重厚さでジリジリと攻め立てるナンバー。ラップを用いた「Rodeo Crazy-S×R×C-」はノリのいいNYF(ニフ)流のパーティー・チューンで、これもかっこよし。00年前後のラウドな香りが懐かしくも新しい。 荒金 良介