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DISC REVIEW

Poison The Parish

SEETHER

『Poison The Parish』

Release Date : 2017-05-12
Label : Canine Rio

ここ日本における知名度は正直寂しいものではあるが、アルバムをリリースすれば常にビルボード・チャート上位に食い込む人気バンドであり、南アフリカ共和国出身という珍しい出自を持った3人組による、通算7枚目となる最新作。いわゆるポスト・グランジとされるサウンドが、いかんせん日本で受けが悪いのは事実ではあるが、ルーズでダーティな質感の荒々しいギター・リフを中心に、クリーンの音色も効果的に導入され、静と動のダイナミズムを駆使したアレンジで彩られる楽曲は、本作でもぶれることなく高いクオリティを保っている。男の色気と哀愁に満ちたヴォーカル、どっしりと構えたリズム隊の懐の広さは、そのまま地に足の着いたバンドの立ち位置に重なる。この手の音が好きなら間違いのない1枚だ。 井上 光一