MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

DISC REVIEW

Rise Of The Lion

MISS MAY I

『Rise Of The Lion』

Release Date : 2014-06-09
Label : Rise Records

4月12日の札幌を皮切りにcoldrain、Crossfaithと共に日本全国9箇所をOUTBURN TOURで回ってきたMISS MAY Iが、アルバム4枚目にしてついに日本デビュー。前作はUSビルボード32位を記録したが、今作はそれをも上回る出来栄え。PANTERA、LIMP BIZKITなど数々の傑作を手掛けてきたTerry Dateをプロデューサーに迎えたことも手伝ってか、メタルコア・アルバムに有りがちな過剰にブルータルなプロダクションではなく、生々しいライヴ感を強く感じさせる仕上がりとなっている。またメタルコアという1つのジャンルで絞れない幅広い音楽性が1枚に詰まっており、なかでも派手なギター・ソロや楽曲のメロディ展開などにはオーソドックスなメタルの影響を強く感じさせる。来日公演によって邦ラウド・シーンにも十分に名が知れ渡った彼ら、今作リリースでのキッズのリアクションが楽しみだ。 村岡 俊介(DJ ムラオカ)