DISC REVIEW
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既に5年のキャリアを持つ、スウェーデン出身のSMASH INTO PIECES。モダン・ロックを核に、メタル・サウンドやエレクトロニカのフレーバーを多用し、独自のサウンドを作り出している。NICKELBACKとPANTERAといったある意味、両極に存在するバンドをフェイバリットにあげている点からも、彼等の感性が柔軟性に富んでいるのが垣間見れる。昨年11月に開催されたLOUD & METAL MANIAにトップ・バッターとして登場し、掴みはOK！状態で会場を温めた勢いのある楽曲が、本作にはパッケージングされている。北欧出身ならではのキャッチーなメロディ、Steve VaiやYngwie Malmsteenからの影響も色濃く感じさせるツイン・ギターは激しくも心地良い。今後が楽しみなバンドである。 藤崎 実
