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DISC REVIEW

Resistance

ヘヴィで荘厳なサウンドが身上のWINDS OF PLAGUEが今作でも期待通りのトラックを量産!前作でもJamey(HATEBREED)をゲスト・ヴォーカルに招くなどこれまで各作品でコラボレーションを繰り返してきたが、今作でもVincent(THE ACACIA STRAIN)、Chris(ATTILA)らを招き作品に華を添えている一方、アメリカンなアグレッションをまとったギター・リフとドラム・ワークを基調に、ヨーロピアンな壮大さを演出するキーボードが重なった、彼ららしい邪悪なサウンドはしっかりと継承されている。ブレイクダウンを交えながらミドル・テンポで進行していくトラックたちは、今の流行なんぞなんのその、どんな時代にも属さない独自路線を突き詰めた異色のサウンドで埋め尽くされている。自らのキャラクターを貫く彼らのピュアさがにじみ出た1枚。 米沢 彰