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DISC REVIEW

4

AA=

『4』

Release Date : 2013-12-11
Label : ビクターエンタテインメント
¥1,851

先にリリースされた『♯』でのデジタル・サウンド、ダンスビートに対して、バンド・サウンドによる肉体的でアグレッシヴな曲が中心となった『4』。憂いやペーソスも混じった歌詞のトーンを、躍動するバンド・アンサンブル、人と人とのセッションによって逆のベクトルへと向けていくようなパワーがあって、高揚感のあるエネルギーで包まれた内容になっている。叙情的な硬質なハードコア・サウンドと、繊細で叙情的なメロディとのハーモニーや、終曲「Endroll」のようなワルツの調べに、THE MAD CAPSULE MARKETSの初期のソリッドで衝動に満ちた匂いも感じる。もちろんそこに郷愁感はない。実験的な姿勢で構築をし続ける志向と、密に積み上げたプロセスを自ら破壊できる風通しの良さに、音楽への探究心や革新の原点を感じる1枚だ。 吉羽 さおり