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DISC REVIEW

Stand In The World

HEAD PHONES PRESIDENT

『Stand In The World』

Release Date : 2012-06-06
Label : RADTONE MUSIC
RADC-73 ¥2,700

DVDやミニ・アルバムをコンスタントにリリースしてきたこともあり、そこまでリリース・スパンが開いている感はなかったが、前作『folie a deux』以来実に5年ぶりとなる13曲収録された3rdフル・アルバムをリリース。ギターのMARの脱退により前衛的なサウンドへと大きく方向転換すると思っていたのだが、いい意味で期待を裏切られる結果となった。アルバム・タイトルでありリード・トラックである「Stand In The World」1曲を聴けば一目瞭然だが、ヴォーカルANZAが紡ぎだすメロディ・ラインが明快になっていたり、若干曲の展開がストレートになったことで、今までのHPPサウンドと比較すると聴きやすいと感じるだろう。とはいえ、それはあくまでもHPPレベルでのことであり、ANZAの魂を擦り減らすようなヴォーカルや、ダークなヘヴィネス・グルーヴを生み出すリズム隊、そしてHIROの過去最高にテクニカルなギター・ソロなど、HPPの持っている孤高の世界観を崩すものではなんらない。既存のファンもリスニングの幅を広げてみたいという方もどちらにもおススメの作品である。 ムラオカ