MERRY ネロの全身全霊激コーデ vol.14

新作～Spring & summer～

ネロ：せっかくなんで続々と出てくる新作の一部だけでも一緒に紹介していただけませんか？この連載でせっかくデザイナーの方がいるのでこの機会に！！

「シースーCAP」

MAtSU：では、まず「シースーCAP」ですが......（笑）。

ネロ：シンプルにお寿司がひっくり返ってるからシースーキャップ......（笑）。このキャッチーな名前にそれを裏切らないこの愛嬌あるデザイン......こんなとんちの利いた素晴らしい内容はいつ思いつくんですか！？

親方：う～ん、やっぱお風呂に入っているときが多いかな～（笑）。

MAtSU：寿司ひっくり返ってシースー......普通思いつかないですよ（笑）！！

ネロ：もうコロンブスの卵だね！！

「DRUNKERS PDS×MILKBOY 2060 TEE & BEAR TEE」

親方：このデザインは2060年の未来の僕をイメージしてMILKBOYのデザイナーのシンゴくんがデザインしてくれてさ、美術館でうちの「PUNK DRUNKERS」のグラフィックが飾られてる設定でさ。

ネロ：この方もまたすごい脳みそしてますね！！

親方：MILKBOYはもう40年やってるブランドでさ、もう光栄だよ。

MAtSU：「BEAR TEE」は熊のぬいぐるみに"あいつ"が入ってますが、やはりMILKBOYはくまのモチーフが多いからですか？

親方：そうだね、デザイナーのシンゴくんもソフビのオモチャが好きでさ、そもそもソフビの魅力にハメさせたのも俺なんだけど（笑）。その世界感がまた存分に出てるよね。まずうちはイラストレーターでデザインしてて、シンゴくんはフォトショップ使いだから、またその違いが良いよね！！

MAtSU：またボディーがMILKBOYで少し大きめですよね？

親方：おっ、よくわかったね！！

ネロ：今回もデザインも最強ですけど、新作どれもまた作りがしっかりしてますね。この連載でもよくMAtSUくんと言ってますよ。

MAtSU：「PUNK DRUNKERS」の真の魅力はこれだけ振り切ってふざけていても、洋服としての作りもちゃんとしっかりしてるところですね。

親方：ありがとう、俺もジュン（ジュントルメン）もよく工場に確認しに行くもんね（笑）？

ジュントルメン：うちは特に服の作りが変ですからね......（笑）。工場の人に「これは間違いですか？普通ボタンはここですよね？」とか言われて（笑）。「いや、そこで良いんです」ってね（笑）。

親方：そうそう「そもそも普通じゃないもの作ってるんですよ！！」って（笑）。

ネロ：あとはこれだけいろいろなことやっているのにコスパも良くないですか？ちゃんとストリートファッションブランドとして妥当なお値段といいますか。

親方：ありがとう、そこはなんとか頑張っているよ。ちゃんとみんながまずは買いやすいようにさ。

ネロ：いやぁ、今日はありがとうございました。デザインはいつもぶっ飛んでいますが、こう改めて話してみるとやっぱり素晴らしい人柄からこの「PUNK DRUNKERS」というブランドは成り立っているんだと思いました。

親方：いやいや、こちらこそありがとう。

ネロ：初めて会って話した時、僕感動しましたもん。コツコツ描いてるネタ帳を見せてくれたときとか。何よりもその日に購入した一体のソフビ人形をすごく大事そうに持っていて、この人は少年心を忘れず、ちゃんと仕事を遊びの延長上でやっているから無限大で遊び心あるものが出来るんだなと（笑）。

ジュントルメン：良かったですね......ちゃんとしてる時にお会いして......（笑）。

親方：はははっ（笑）。

ネロ：なので、「PUNK DRUNKERS」20周年の時にはMERRYとのコラボも実現させてもらって、是非"あいつ"と"羊"のコラボも見たいです！！

親方：それめちゃくちゃ面白そうだね！！