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COLUMN

KNOCK OUT MONKEY dEnkAの「Rock聴いtEnkA!?」vol.9

KNOCK OUT MONKEY dEnkAの「Rock聴いtEnkA!?」vol.9

毎度! 5月に入ってやっと暖かくなってきて春らしい天気になったね~。我らがKNOCK OUT MONKEYも17日の東京・新木場STUDIO COASTのツアーファイナルまでぶっ飛ばしていくのでヨロシクです!

 
さてさて今回は先月公開された映画「JIMI:栄光への軌跡」が話題の、ギターキッズなら誰もが名前を耳にしたことのあるギターの神様、ジミヘンこと「Jimi Hendrix」をご紹介!

 
本名、James Marshall Hendrix。黒人とインディアンのハーフのアメリカ人だけど当時はイギリスの方がロックシーンが熱かったので1966年イギリスでデビュー。若い頃は窃盗を犯して逮捕されたり、軍隊に入隊したが素行が悪かったりと不良だったらしいw
ちなみに1970年にアルコールの呑み過ぎで嘔吐物を喉に詰まらせて27歳という若さで亡くなっている(真相は不明......)。つまりデビューしてから活動期間は5年ぐらいしかないのよね。主に活動したバンドはThe Jimi Hendrix Experience。
 
まずは1967年発表のアルバム「Are You Experienced?」。
アメリカ版に収録されている1曲目の「Purple Haze」。ジミヘンの代表曲。憶えやすいギターリフがたまらんです。この曲はE7(♯9)っていうコードで構築されていてそのコードは俗にいう「ジミヘンコード」と言われているんだよね。当時ロックでは普通は使わないコードだったけどジミヘンはこの音を使ってサイケデリックな感じを出してるんだよね~。ちなみにキーは違うけどKOMの「Gun shot」の頭のコードも7(♯9)を使ってるぞ~。ギターキッズのみんなもこのコードを使って曲が作れたらかなりクールだぞ!
 
8曲目の「Fire」。ビート感が爽快で深く歪んでいるギターサウンドが最高! 1969年に出演したウッドストックフェスティバルでのこの曲のサウンドとノリがやばい。ギターはストラトなのに音がぶっとくて凄まじい。ギターソロ時のジミヘンの顔もイッてしまいそうでマジでやばい!
オレも昔先輩に「ギターは顔で弾け!」とよく言われたもんだw 気になった方はライブ盤か動画をチェック!
 
続いて1968年発表の「Electric Ladyland」。
3曲目「Crosstown Traffic」。個人的に大好きな曲。高校生の時に通っていたギタースクールで先生と一緒にコピーしたな~。この曲は比較的ポップで構成もわかりやすく、とても聴きやすいので初めての人におすすめ。ジミヘンは歌もうまい!
16曲目「Voodoo Child (Slight Return)」。これも代表曲。イントロの喋っているような生々しいギターが有名で、ストラトの魔術師の異名通り一貫して自由自在に弾きまくっている曲。
 
ジミヘンは当時新しかった激しく歪むサウンドや絶妙にウネる音、歯で弾いたりギターを燃やしたりするような独自な奏法やパフォーマンスが認められたけど、その功績は彼のルーツにしっかりとしたブルース、R&Bがあったからこそだと思う。そして今やジミヘンはロックギターのルーツ。オレもルーツを大事にしつつ、その上でもっと新しいことに挑戦していきたいね!
 
Rock!!

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